・クリアに必要ない事
・実践データ
・しょっぽのフチクチロード
クリアに必要な事
ベストメンバー
ドームでライブを開催する為にはベストメンバーを揃える必要がある。持ち歌はなんでも良いが、一つの楽曲に対してベストなメンバー構成は一通りしかない。
CDリリース
ボニーレコードからCDをリリースする必要がある。ドーム満席
上記条件を満たしたうえでTOKYO・シティ・ドームでライブを行い集客数が6万5000人を越えればそのままエンディングに突入する。
思ったほど必要じゃない事
リハーサル
リハーサルを行った分だけ、集客力(人気?)の底上げになる。スタジオは値段が高い方が効果が高い。
クリアを目指すなら出来るだけやったほうがいい。
プロモーション
宣伝すればその回のセールスが伸びる。単発効果なのでバンドの地力にはならない。
資金に余裕があったらやったほうがいい。
グループトーク
ベストメンバーを選別する為だけのコマンド。ベストメンバーが揃っているなら無視してよい。
ライブ中のアクション
歓声が沸こうがブーイングが起ころうが特にセールスに影響はない模様。ひょっとしたら次回以降のセールスに響くのかも。
装飾品
事務所の見た目が変るだけ。多分。実践データ
端からベストメンバーでドームを目指す
楽曲:フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズメンバー:(Vo)フラッシュ (Gu)ロビンソン (Ba)ジャクソン (Dr)スチュアート
資金はある程度貯えてから。(普通に始めたら倒産します)
バンド結成後、毎週10万円のスタジオでリハーサルを行う。
常に利用可能な最上位の会場にライブを申込む。
利用可能なプロモーションは全て実行。
ターン | ライブ会場 | 集客数 | 備考 |
1週目 | --- | --人 | バンド結成。いきなりベストメンバー。 |
3週目 | リフト | 128人 | リハを続けてれば集客数は確実に上がる。 リハ及びプロモを全くしない状態でライブすると集客数80人位。 リハとプロモなしでも6回目以降で次のキエトロに進めた。 |
5週目 | リフト | 134人 | |
7週目 | リフト | 141人 | |
9週目 | リフト | 146人 | |
12週目 | キエトロ | 573人 | リハ・プロモなしでここまで進めた場合は集客数300人くらい。 |
15週目 | キエトロ | 623人 | |
18週目 | キエトロ | 648人 | |
22週目 | エアサウス | 1488人 | リハ・プロモなしでここまで進めた場合は集客数630人くらい。 |
26週目 | エアサウス | 1602人 | |
30週目 | エアサウス | 1702人 | |
36週目 | 公会堂 | 7168人 | 42週目以降、リハーサルしても集客にあまり変化がない。限界? |
42週目 | 公会堂 | 8031人 | |
48週目 | 公会堂 | 7738人 | |
54週目 | 公会堂 | 7793人 | |
62週目 | 大武道館 | 13588人 | あまり有名になりすぎるとシャリラレコードとブータウンレコードからCDを出せなくなるので注意。 |
70週目 | 大武道館 | 13515人 | |
82週目 | ドーム | 67966人 | ライブ終了後にエンディングムービー! |
94週目 | ドーム | 68526人 | エンディング以降もプレイできる。 途中からリハーサルを全く行わなくなったが集客に影響は無いようだ。 |
106週目 | ドーム | 67425人 | |
118週目 | ドーム | 66843人 | |
130週目 | ドーム | 68080人 | |
142週目 | ドーム | 67288人 | |
154週目 | ドーム | 68313人 | |
166週目 | ドーム | 68548人 | |
178週目 | ドーム | 67470人 |
しょっぽのフチクチロード
しょっぽがソールドアウトを初めてやったのは発売から5年くらい経った頃だった。
ゲームの存在自体は発売当時に先輩に聞いて知ってたけどプレイはしてなかった。
当時、先輩が「すげえイカスゲーム見つけた」って言って車の中でもフチクチ流してたのを憶えてる。
で、そんな学生時代から5年経ったある日の事。
先輩が家に遊びに来てソールドアウトを出してこう言った。
「これ、クリアしといて」
クリアできなくて今まで放置してたけどやっぱりエンディングが見てみたいとの事。
え、当時あんなに騒いでたのにクリアしてなかったんですか?
ほんとは他にやりたいゲームがあったんだけど先輩の頼みは断れない。
最悪データ改造すれば何とでもなると思ってたからとりあえず引き受けちゃった。
「はい、やってみます」
まずは先輩に色々助言を頂きながら軽くプレイしてみよう。
最初に主人公となるボーカルを5人の中から選択。
スクールウォーズ大好きなしょっぽとしては当然「ケンジ」を選択。
先輩も同じ理由で「ケンジ」を使ってたらしい。
先輩からの要望で持ち歌は是非「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズ」にしてくれとの事。
とりあえず手当たり次第に街にいるミュージシャンと交渉してギタリスト、ベーシスト、ドラマーをゲット。
最初のメンバーは(Vo)ケンジ、(Gu)ボビー、(Ba)ブルース、(Dr)マーシャルだったはず。
楽曲はホールディングオン。
今見てみると考えうるメンバー構成の中で最低に近い組合せだったんだなぁ。
多分ケンジで開始した人はかなりの確率でこいつらを初期メンバーに迎えるであろう。
まあそれでもしょっぽは最初の出会いを大事にしたいタイプなので、このカス構成でホールディングオンを育てて行った。
そして初ライブ。
衝撃的である。
ライブハウスの写真の上で、ペラペラの紙人形みたいなキャラがカクカク動く。
滑稽な事この上ない。
ドラムが微妙に音に合わせて動いている所もダサくて良い。
なんて愉快なゲームかと思った。
しばらくライブ活動とスカウト活動と楽曲集めを繰り返す。
ようやく念願の楽曲「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズ」が手に入った頃、事務所は倒産した。
敗因はミュージシャンを無駄に雇用しすぎた事、バンドが全く売れない事、無駄に事務所の装飾品を購入し過ぎた為だろう。
片っ端からダメな事しかしてないので開始2時間での倒産だった。
まあ、さわりで体験してみただけだから…。2時間無駄にしたけど。
「とりあえず来週までにクリアしておきます。」
と言い放ってしょっぽのソールドアウトが始まった。
ノーと言えない日本人なのだ。
2回目。
今度は無駄な事をせずに速攻でフチクチベストメンバーを揃えるぞ!
と言う意気込みで再スタート。
どうも絵的にマーシャルは良いドラマーでは無いなと踏んでみた。
スチュアートをゲット。
と言うかブルースもボビーもロックンローラーに見えないので今回はパス。
でも適当に交渉してても契約出来ないキャラとかも結構多くて、ギター、ベース、ドラムを一人ずつ揃えるのも苦労する。
あんまりより好みしてるといつまで経ってもバンドが組めないので、やはり適当に仲間にできる奴から契約していった。
メンバーを揃え楽曲「フチクチ」も手に入れて二度目のバンド結成。
まめにリハーサルを行えばその分集客に反映されるようだ。(この時は推測)
経済的に余裕のある範囲でコツコツリハーサルを繰り返す。 そんな感じでゲームを進めて言く。
エアサウスのライブで黒字がだせるくらいまでに成長していった。
だがここから先はよりフチクチにベストなメンバーに変えていく必要があると思った。
なにしろ公会堂でライブを行うと大赤字なのだ。
グループトークとメンバーチェンジで。バンドを再編成だ。
リハ中に明らかに演奏がずれてる奴は速攻切捨て。
自分から「フチクチ嫌い」と言うキャラも容赦なく切り捨て。
「フチクチ大好き」とか言いながら他のメンバーに愚痴を言われる奴はどうしたものか。
まだこの時点では愚痴を言う奴がガンなのか、言われる奴がガンなのか確信が持てていなかった。
腕は確かだが、誰々とは相性が悪くて共存できない。みたいな設定があるのかな?
メンバーチェンジを繰返すとバンド内も分裂してくると言う情報もちらほら聞くしなぁ…。
またリハーサルで培った地力がメンバーチェンジで消えてしまわないかと言う不安も。
なんか面倒くさくなってきたよ。
ネットで色々調べてみようかな。
と思って検索してみたら…。
ない!こんなに面白いゲームなのに攻略サイトがない!
ソールドアウトの公式サイトも説明書以上の情報はあまり載っていなかった。
どうしようかな…。
シンコー・ミュージックにメールでも出してみるか。
って、5年も前に販売されたゲームへの質問なんか答えてくれないだろうな…。
って言うか、軽く無視されて終わりかな。
なんて思ってたら!
なんと!二日後に返事が来た!!
すげー。ちゃんと答えてくれてる!むしろ丁寧すぎる!!
しかもゲームの楽しみを損なわないようなあたりさわりのない回答だ。
シンコー・ミュージックの○○さん。なんて良い人だ。
シンコーは良い会社だ。センスの良い会社はメール対応も二重丸だ。
> また、何かご質問等ございましたら何なりとお問い合わせくだださい。
ええ、ええ、お言葉に甘えて追加の質問させて頂きます。
こっちはぶっちゃけ攻略方法が知りたいんです。
今読み返すと、なんて馴れ馴れしいメールだろう。俺って。
しかも、ゲーム会社にゲーム攻略方法聞くなんて最低だあ。
流石に無視されても文句は言えないなあ、と思ってた。
でも、また返ってきましたよ。親切丁寧な回答が。
なるほど。
やっぱりズバリな攻略方法は教えてくれないのね…。
まあリハーサルとグループトークは毎回必須って訳ではなさそうね。
じゃあ、あまりパッとした情報はなかったけど地道に頑張ってみるか…。
って頑張る事1週間。
来る日も来る日もライブ活動を繰り返し、CDも大手レコード会社からリリースしてソールドアウト。
でも……。
どんなに……。
頑張っても……。
一向に……。
ドームの扉が……。
開かない…………………………。
途中メンバーチェンジも何度かしたが、相変わらず誰かが不満の声を漏らす状態。
でも特に破滅的にバンド仲が悪い訳ではないのでこれ以上無理してメンバーチェンジはしたくないと言う保守的な考えが強い。
でもシンコーのメールに「なかなか先に進めないということがあればメンバーを変えてみるのも一つの手かもしれません。」ってのがあったよなぁ。
「なかなか進めない」って事は頑張ればこのままでも進めるって事だよなぁ。
ってこの時は思ってた。
でも実際は、ベストメンバー無しにしてドームへは辿り着けないのだった。
つまりなかなかドームへ行けない場合はメンバーチェンジ必須である。
メールの最後にある「しょっぽ様の耳を信じてがんばってください。」と言う締めの言葉も、 ベストメンバーの選抜が最重要であると言う意味が含まれているのだろう。
そんな事言っても今までバンドになんの関心も持たずに生きてきたしょっぽはぶっちゃけるとギターとベースの違いも分からないのだ。
演奏を聴いてベストメンバーを探し当てるなんてしょっぽには絶対無理だ。
と言う訳で、一向にドームの扉は開かないのである。
いい加減、やる気も無くなるのである。
となればね。もう残された手段はアレしかないのです。
先輩と約束した期日はとっくに過ぎてるしね。
しょうがないよね。
しょうがないから、改造すっか。
と言う訳でネットで改造コードを検索します。
でもね。
見つかりません。
ソールドアウトの改造コード。
ない!こんなに面白いゲームなのに改造コードがない!
困るよ。改造するしか手段がないのに。
で、よくよく調べてみると最新のプロアクションリプレイ(データ改竄ツール)のおまけ冊子にソールドアウトの改造コードが登録されているらしいと言う事がわかった。
さっそく翌日、PARを買いにビックカメラへ。
まさにこのゲームの為だけに、このPARのおまけに付いているソールドアウト改造コードが欲しいが為だけに、最新版PARを購入した。5000円もした。
買う前に、本当にこのパッケージにソールドアウトのコードが入っているのか店員に聞いてみた。
店員が30分掛けて調べてくれたが結局よくわからなかった。
最終的には「たぶん入ってます。でも入ってなくてもパッケージあけたら返金しませんからね。」との事。横暴だ。
でもまあ帰って開けたらちゃんと入ってたよ。オーライ。
さて、さっそく改造です。
なんか最新版のPARの機能で、いきなりエンディングムービーを見る事も出来るみたいなんですが……。
流石にそれは邪道すぎるので踏みとどまった。
2週間頑張ったしょっぽが報われない。
登録されているコードは、所持金MAXコードと全ミュージシャン契約コード。
パッとしないコードだなぁ…。まあ便利っちゃあ便利だ。
倒産の危険もなくなったし、いつでも好きなメンバーにチェンジできる。 メンバーの比較検証はこれでずい分楽になった。
それではメンバー選定開始。
基本となるセーブデータを一つ作る。
各パート毎に一人ずつメンバーを変えてライブを行う。
集客数によって各パートにベストな演奏者を決定する。
ライブのアクションの反応、グループトークの内容も一人ずつ違うので全て記録しておく。
ギター、ベース、ドラム。各パートに付き5人ずつ。合計15人分のデータ取り作業に3時間。
……。
……。
……。
わざわざ改造コードを使っているのにありえない位面倒くさい作業である。
そしてついに出た。
耳に頼らず音楽センス抜きで、売上により選ばれた商業的ベストメンバーがこちら。
(Gu)ロビンソン
「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズのようなスタンダードなロックを弾いていると、10代のころを思い出して、心がおどるよ。気分が若返るね。」
(Ba)ジャクソン
「ロックンロールを聴きながら、ワタシは育ったんだ。フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズなんて子守唄みたいなものだよ。まかせてくれ。」
(Dr)スチュアート
「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズのようなスタンダードなロックが、オレには、かえって新鮮に聞こえるよ。競合する曲もないだろうし、ヒットの可能性は十分あるよ。」
そしてそして。 最終的に気が付いた重大な事実!
(Vo)ケンジがベストボーカルじゃなかった!
ありえない。どうしようもない。どうにもならない。
唯一メンバーチェンジできないボーカルが癌だったのだッ!!!
ゲームをスタートした時点ですでに間違えていたのだッ!!!
最後の最後に来てこんな仕打ちはない。
例えるなら、
最強まで育てたパーティでラスボスに挑んだら、
「ゆうしゃが ちがいます」と言われて戦う事の出来ないドラクエ。
そんな主人公最初から旅に出すなよ!!
あほかーーーーーッ!!!!
しょっぽは非常に頭に来た。そして徹底攻略家のハートに火が点いた。
ムキになって一週間かけてその他の楽曲のベストメンバーも全て調べ上げた。
どうやら結局一つの楽曲に対してベストボーカルは一人しか存在しないようだ。
そしてついに揃えたフチクチベストメンバーで売れっ子街道まっしぐら。
フラッシュをボーカルにした新バンド「カレーライス」はあっけない位トントン拍子でドームに到達した。
グループトークでフラッシュと話す。
「カレーライスは、最強のバンドだ。今こそ俺は新たなる伝説のステージに立つ!モチベーションも最高に上がっているぜ。」
このゲームの最大の罠は、ボーカルである主人公とはグループトーク出来ない所にある。
ボーカルの意見が聞ければ、もっとメンバー選抜も楽だったに違いない。
主人公以外をボーカルにした場合はグループトークであからさまなベストメンバー宣言をするのだ。
ちくしょう。ケンジにまんまとやられた。
フチクチをケンジのバンドの持ち歌に選んだときのケンジのセリフ。
「これぞロックンロールだね!ぜひボクに歌わせてくれ」
ちくしょう。だまされた。ちくしょう。ヘタクソめ。
いざ東京シティドームへ。
先輩を呼び、ドームでのライブを観賞する。
初めてフルコーラスで流れるフチクチ。
あっけなくシティ・ドームを満席にするとエンディングムービーが流れ始めた。
中山加奈子のライブ映像である。
ロックな演奏が始まり、中山が歌い始める。
日本語版のフチクチを。
「フチクチだッ!!!」
ゲーム中、フチクチに相当入れ込んでいたしょっぽとしては、なかなか嬉しいエンディング。
ちょっと感動。
頑張った甲斐があったさ。ズルしたけど。
あと、ちょっと中山加奈子は良いな思った。
そんなわけで!
なあみんな!
フチクチは良い曲だ!
レッツプレイ! ソールドアウト!
ゲームの存在自体は発売当時に先輩に聞いて知ってたけどプレイはしてなかった。
当時、先輩が「すげえイカスゲーム見つけた」って言って車の中でもフチクチ流してたのを憶えてる。
で、そんな学生時代から5年経ったある日の事。
先輩が家に遊びに来てソールドアウトを出してこう言った。
「これ、クリアしといて」
クリアできなくて今まで放置してたけどやっぱりエンディングが見てみたいとの事。
え、当時あんなに騒いでたのにクリアしてなかったんですか?
ほんとは他にやりたいゲームがあったんだけど先輩の頼みは断れない。
最悪データ改造すれば何とでもなると思ってたからとりあえず引き受けちゃった。
「はい、やってみます」
まずは先輩に色々助言を頂きながら軽くプレイしてみよう。
最初に主人公となるボーカルを5人の中から選択。
スクールウォーズ大好きなしょっぽとしては当然「ケンジ」を選択。
先輩も同じ理由で「ケンジ」を使ってたらしい。
先輩からの要望で持ち歌は是非「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズ」にしてくれとの事。
とりあえず手当たり次第に街にいるミュージシャンと交渉してギタリスト、ベーシスト、ドラマーをゲット。
最初のメンバーは(Vo)ケンジ、(Gu)ボビー、(Ba)ブルース、(Dr)マーシャルだったはず。
楽曲はホールディングオン。
今見てみると考えうるメンバー構成の中で最低に近い組合せだったんだなぁ。
多分ケンジで開始した人はかなりの確率でこいつらを初期メンバーに迎えるであろう。
まあそれでもしょっぽは最初の出会いを大事にしたいタイプなので、このカス構成でホールディングオンを育てて行った。
そして初ライブ。
衝撃的である。
ライブハウスの写真の上で、ペラペラの紙人形みたいなキャラがカクカク動く。
滑稽な事この上ない。
ドラムが微妙に音に合わせて動いている所もダサくて良い。
なんて愉快なゲームかと思った。
しばらくライブ活動とスカウト活動と楽曲集めを繰り返す。
ようやく念願の楽曲「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズ」が手に入った頃、事務所は倒産した。
敗因はミュージシャンを無駄に雇用しすぎた事、バンドが全く売れない事、無駄に事務所の装飾品を購入し過ぎた為だろう。
片っ端からダメな事しかしてないので開始2時間での倒産だった。
まあ、さわりで体験してみただけだから…。2時間無駄にしたけど。
「とりあえず来週までにクリアしておきます。」
と言い放ってしょっぽのソールドアウトが始まった。
ノーと言えない日本人なのだ。
2回目。
今度は無駄な事をせずに速攻でフチクチベストメンバーを揃えるぞ!
と言う意気込みで再スタート。
どうも絵的にマーシャルは良いドラマーでは無いなと踏んでみた。
スチュアートをゲット。
と言うかブルースもボビーもロックンローラーに見えないので今回はパス。
でも適当に交渉してても契約出来ないキャラとかも結構多くて、ギター、ベース、ドラムを一人ずつ揃えるのも苦労する。
あんまりより好みしてるといつまで経ってもバンドが組めないので、やはり適当に仲間にできる奴から契約していった。
メンバーを揃え楽曲「フチクチ」も手に入れて二度目のバンド結成。
まめにリハーサルを行えばその分集客に反映されるようだ。(この時は推測)
経済的に余裕のある範囲でコツコツリハーサルを繰り返す。 そんな感じでゲームを進めて言く。
エアサウスのライブで黒字がだせるくらいまでに成長していった。
だがここから先はよりフチクチにベストなメンバーに変えていく必要があると思った。
なにしろ公会堂でライブを行うと大赤字なのだ。
グループトークとメンバーチェンジで。バンドを再編成だ。
リハ中に明らかに演奏がずれてる奴は速攻切捨て。
自分から「フチクチ嫌い」と言うキャラも容赦なく切り捨て。
「フチクチ大好き」とか言いながら他のメンバーに愚痴を言われる奴はどうしたものか。
まだこの時点では愚痴を言う奴がガンなのか、言われる奴がガンなのか確信が持てていなかった。
腕は確かだが、誰々とは相性が悪くて共存できない。みたいな設定があるのかな?
メンバーチェンジを繰返すとバンド内も分裂してくると言う情報もちらほら聞くしなぁ…。
またリハーサルで培った地力がメンバーチェンジで消えてしまわないかと言う不安も。
なんか面倒くさくなってきたよ。
ネットで色々調べてみようかな。
と思って検索してみたら…。
ない!こんなに面白いゲームなのに攻略サイトがない!
ソールドアウトの公式サイトも説明書以上の情報はあまり載っていなかった。
どうしようかな…。
シンコー・ミュージックにメールでも出してみるか。
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件名:バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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はじめまして、しょっぽ(仮)と申します。
突然のメールにて失礼いたします。
いまソールドアウトをプレイしています。
大変楽しませて頂いているのですが、ゲームに行き詰まってしまいました。
バンドがブレイクするにはどうすればよいでしょうか?
グループトークとかリハーサルとかって何らかのステータスに影響するものなのでし
ょうか?
これらの行動がメンバー選定の為だけにある物だとすれば、毎週やらなくても問題な
いですよね?
ちなみに、攻略本などは販売されたのでしょうか?
ご返答頂ければ幸いです。
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件名:バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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はじめまして、しょっぽ(仮)と申します。
突然のメールにて失礼いたします。
いまソールドアウトをプレイしています。
大変楽しませて頂いているのですが、ゲームに行き詰まってしまいました。
バンドがブレイクするにはどうすればよいでしょうか?
グループトークとかリハーサルとかって何らかのステータスに影響するものなのでし
ょうか?
これらの行動がメンバー選定の為だけにある物だとすれば、毎週やらなくても問題な
いですよね?
ちなみに、攻略本などは販売されたのでしょうか?
ご返答頂ければ幸いです。
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って、5年も前に販売されたゲームへの質問なんか答えてくれないだろうな…。
って言うか、軽く無視されて終わりかな。
なんて思ってたら!
なんと!二日後に返事が来た!!
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件名:Re: バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
----------------------------------------------------------------------------
メール拝見いたしました。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
さて、どの行動がどのステータスに影響するかとのことですが通常のバンドと同様に
お考えいただければと思います。
まず、メンバー。こちらは各楽曲が得意なメンバーでなければ楽曲を弾きこなすこと
ができません。GROUP TALKでメンバーの意見を聞いてみたり、TOKIO CITYで人の意見
を聞いてみるのも良いかもしれません。ある程度の会場まで行っているのにその先に
なかなか先に進めないということがあればメンバーを変えてみるのも一つの手かもし
れません。
次に経験とプロモーションです。バンドを組んだからと言っていきなり大きな会場で
演奏することはできません。様々なライブ会場である程度経験をつみファンと実力を
つけないと次へステップアップすることはできません。また、プロモーション活動が
動員数を伸ばすきっかけにもなります。ある程度の地道な活動が次へのステップアッ
プにつながります。
攻略本は残念ながら作成されておりませんが、SOLDOUT用のHPもございます。
参考になるかは分かりませんが、ヒントが隠されているかもしれません。
(ただ、発売当時に作成されたものなのでかなり作りが古いですが・・・)
http://www.shinko-music.co.jp/soldout/
また、何かご質問等ございましたら何なりとお問い合わせくだださい。
ありがとうございました。
----------------------------------------------------------------------------
(株)シンコー・ミュージック 担当:○○
シンコー・ミュージックホームページ
http://www.shinko-music.co.jp
雑誌・書籍もオンラインで検索・購入できます。
http://www.shinko-music.co.jp/bs/
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件名:Re: バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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メール拝見いたしました。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
さて、どの行動がどのステータスに影響するかとのことですが通常のバンドと同様に
お考えいただければと思います。
まず、メンバー。こちらは各楽曲が得意なメンバーでなければ楽曲を弾きこなすこと
ができません。GROUP TALKでメンバーの意見を聞いてみたり、TOKIO CITYで人の意見
を聞いてみるのも良いかもしれません。ある程度の会場まで行っているのにその先に
なかなか先に進めないということがあればメンバーを変えてみるのも一つの手かもし
れません。
次に経験とプロモーションです。バンドを組んだからと言っていきなり大きな会場で
演奏することはできません。様々なライブ会場である程度経験をつみファンと実力を
つけないと次へステップアップすることはできません。また、プロモーション活動が
動員数を伸ばすきっかけにもなります。ある程度の地道な活動が次へのステップアッ
プにつながります。
攻略本は残念ながら作成されておりませんが、SOLDOUT用のHPもございます。
参考になるかは分かりませんが、ヒントが隠されているかもしれません。
(ただ、発売当時に作成されたものなのでかなり作りが古いですが・・・)
http://www.shinko-music.co.jp/soldout/
また、何かご質問等ございましたら何なりとお問い合わせくだださい。
ありがとうございました。
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(株)シンコー・ミュージック 担当:○○
シンコー・ミュージックホームページ
http://www.shinko-music.co.jp
雑誌・書籍もオンラインで検索・購入できます。
http://www.shinko-music.co.jp/bs/
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すげー。ちゃんと答えてくれてる!むしろ丁寧すぎる!!
しかもゲームの楽しみを損なわないようなあたりさわりのない回答だ。
シンコー・ミュージックの○○さん。なんて良い人だ。
シンコーは良い会社だ。センスの良い会社はメール対応も二重丸だ。
> また、何かご質問等ございましたら何なりとお問い合わせくだださい。
ええ、ええ、お言葉に甘えて追加の質問させて頂きます。
こっちはぶっちゃけ攻略方法が知りたいんです。
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件名:Re: バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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○○様
一ユーザの教えてメールにわざわざご返信いただきありがとうございます。
HPも拝見させて頂いております。
お言葉に甘えてもう少しご質問させて頂きます。
各行動の効果について、具体的に教えて頂けないでしょうか?
例えばリハーサル、グループトークなどは毎回行うべきなのかと言う事です。
毎回色々な行動を取る事によって人気が上がっているというのは、ライブの集客数で判
断できるのですが、具体的にどの行動が人気に影響しているのかと言う事がわかりませ
ん。
たんにライブをくり返している事で人気が出てきているだけで、リハーサルは関係ない
のかもしれないと思ったりもします。
例えば「リハーサル」がバンドの演奏力と言うステータスに影響してライブでの人気が
上がるとか、グループトークでバンドの団結力ステータスが上がって、それによりバン
ド自体の質もあがるのか、とか。
たとえベストメンバーであっても毎週リハーサルとトークは実行していた方がよいので
しょうか?
むしろベストメンバーさえ見極めてしまえば、どっちも不要な行動なのでしょうか?
毎回全ての行動を実行するのは正直面倒くさいです…。
ソングリストでは持ち歌を変更できますよね。
と言う事は何度か持ち歌も変更したりとか、CDのリリース回数とかもクリア条件に含ま
れるのでしょうか?
なんと言うか、クリアに必要な条件をズバっと教えて頂けるとありがたいです。
宜しくお願い致します。
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件名:Re: バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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○○様
一ユーザの教えてメールにわざわざご返信いただきありがとうございます。
HPも拝見させて頂いております。
お言葉に甘えてもう少しご質問させて頂きます。
各行動の効果について、具体的に教えて頂けないでしょうか?
例えばリハーサル、グループトークなどは毎回行うべきなのかと言う事です。
毎回色々な行動を取る事によって人気が上がっているというのは、ライブの集客数で判
断できるのですが、具体的にどの行動が人気に影響しているのかと言う事がわかりませ
ん。
たんにライブをくり返している事で人気が出てきているだけで、リハーサルは関係ない
のかもしれないと思ったりもします。
例えば「リハーサル」がバンドの演奏力と言うステータスに影響してライブでの人気が
上がるとか、グループトークでバンドの団結力ステータスが上がって、それによりバン
ド自体の質もあがるのか、とか。
たとえベストメンバーであっても毎週リハーサルとトークは実行していた方がよいので
しょうか?
むしろベストメンバーさえ見極めてしまえば、どっちも不要な行動なのでしょうか?
毎回全ての行動を実行するのは正直面倒くさいです…。
ソングリストでは持ち歌を変更できますよね。
と言う事は何度か持ち歌も変更したりとか、CDのリリース回数とかもクリア条件に含ま
れるのでしょうか?
なんと言うか、クリアに必要な条件をズバっと教えて頂けるとありがたいです。
宜しくお願い致します。
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今読み返すと、なんて馴れ馴れしいメールだろう。俺って。
しかも、ゲーム会社にゲーム攻略方法聞くなんて最低だあ。
流石に無視されても文句は言えないなあ、と思ってた。
でも、また返ってきましたよ。親切丁寧な回答が。
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件名:Re: バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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メール拝見いたしました。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
さて、先日に引き続いてのご質問ですが、グループトークは特に毎週行う
必要はありません。しかしながら、これを怠っているとメンバー間に
トラブル等が合った場合それに気づかず、バンドの演奏にも影響し、売上、
集客にも影響が出てくる場合があります。メンバーの意見はこまめに
チェックしたほうがよいかもしれません。
リハーサルについても同様で特に毎週行う必要はありません。ただ、
こちらも、売上、集客に影響してきますのでやらないに越したことは
ありません。
最終的にはドームで65,000人を集めるとトゥルーエンディングとなり
ボーナストラックを観ることができます。
また、トゥルーエンディングが終わったあとさらに違うバンドを
育てて違う楽曲でドームを目指すこともできます。
しょっぽ様の耳を信じてがんばってください。
----------------------------------------------------------------------------
(株)シンコー・ミュージック 担当:○○
シンコー・ミュージックホームページ
http://www.shinko-music.co.jp
雑誌・書籍もオンラインで検索・購入できます。
http://www.shinko-music.co.jp/bs/
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件名:Re: バンド育成シミュレーション ソールドアウトについて
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メール拝見いたしました。
お問い合わせ誠にありがとうございます。
さて、先日に引き続いてのご質問ですが、グループトークは特に毎週行う
必要はありません。しかしながら、これを怠っているとメンバー間に
トラブル等が合った場合それに気づかず、バンドの演奏にも影響し、売上、
集客にも影響が出てくる場合があります。メンバーの意見はこまめに
チェックしたほうがよいかもしれません。
リハーサルについても同様で特に毎週行う必要はありません。ただ、
こちらも、売上、集客に影響してきますのでやらないに越したことは
ありません。
最終的にはドームで65,000人を集めるとトゥルーエンディングとなり
ボーナストラックを観ることができます。
また、トゥルーエンディングが終わったあとさらに違うバンドを
育てて違う楽曲でドームを目指すこともできます。
しょっぽ様の耳を信じてがんばってください。
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(株)シンコー・ミュージック 担当:○○
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なるほど。
やっぱりズバリな攻略方法は教えてくれないのね…。
まあリハーサルとグループトークは毎回必須って訳ではなさそうね。
じゃあ、あまりパッとした情報はなかったけど地道に頑張ってみるか…。
って頑張る事1週間。
来る日も来る日もライブ活動を繰り返し、CDも大手レコード会社からリリースしてソールドアウト。
でも……。
どんなに……。
頑張っても……。
一向に……。
ドームの扉が……。
開かない…………………………。
途中メンバーチェンジも何度かしたが、相変わらず誰かが不満の声を漏らす状態。
でも特に破滅的にバンド仲が悪い訳ではないのでこれ以上無理してメンバーチェンジはしたくないと言う保守的な考えが強い。
でもシンコーのメールに「なかなか先に進めないということがあればメンバーを変えてみるのも一つの手かもしれません。」ってのがあったよなぁ。
「なかなか進めない」って事は頑張ればこのままでも進めるって事だよなぁ。
ってこの時は思ってた。
でも実際は、ベストメンバー無しにしてドームへは辿り着けないのだった。
つまりなかなかドームへ行けない場合はメンバーチェンジ必須である。
メールの最後にある「しょっぽ様の耳を信じてがんばってください。」と言う締めの言葉も、 ベストメンバーの選抜が最重要であると言う意味が含まれているのだろう。
そんな事言っても今までバンドになんの関心も持たずに生きてきたしょっぽはぶっちゃけるとギターとベースの違いも分からないのだ。
演奏を聴いてベストメンバーを探し当てるなんてしょっぽには絶対無理だ。
と言う訳で、一向にドームの扉は開かないのである。
いい加減、やる気も無くなるのである。
となればね。もう残された手段はアレしかないのです。
先輩と約束した期日はとっくに過ぎてるしね。
しょうがないよね。
しょうがないから、改造すっか。
と言う訳でネットで改造コードを検索します。
でもね。
見つかりません。
ソールドアウトの改造コード。
ない!こんなに面白いゲームなのに改造コードがない!
困るよ。改造するしか手段がないのに。
で、よくよく調べてみると最新のプロアクションリプレイ(データ改竄ツール)のおまけ冊子にソールドアウトの改造コードが登録されているらしいと言う事がわかった。
さっそく翌日、PARを買いにビックカメラへ。
まさにこのゲームの為だけに、このPARのおまけに付いているソールドアウト改造コードが欲しいが為だけに、最新版PARを購入した。5000円もした。
買う前に、本当にこのパッケージにソールドアウトのコードが入っているのか店員に聞いてみた。
店員が30分掛けて調べてくれたが結局よくわからなかった。
最終的には「たぶん入ってます。でも入ってなくてもパッケージあけたら返金しませんからね。」との事。横暴だ。
でもまあ帰って開けたらちゃんと入ってたよ。オーライ。
さて、さっそく改造です。
なんか最新版のPARの機能で、いきなりエンディングムービーを見る事も出来るみたいなんですが……。
流石にそれは邪道すぎるので踏みとどまった。
2週間頑張ったしょっぽが報われない。
登録されているコードは、所持金MAXコードと全ミュージシャン契約コード。
パッとしないコードだなぁ…。まあ便利っちゃあ便利だ。
倒産の危険もなくなったし、いつでも好きなメンバーにチェンジできる。 メンバーの比較検証はこれでずい分楽になった。
それではメンバー選定開始。
基本となるセーブデータを一つ作る。
各パート毎に一人ずつメンバーを変えてライブを行う。
集客数によって各パートにベストな演奏者を決定する。
ライブのアクションの反応、グループトークの内容も一人ずつ違うので全て記録しておく。
ギター、ベース、ドラム。各パートに付き5人ずつ。合計15人分のデータ取り作業に3時間。
……。
……。
……。
わざわざ改造コードを使っているのにありえない位面倒くさい作業である。
そしてついに出た。
耳に頼らず音楽センス抜きで、売上により選ばれた商業的ベストメンバーがこちら。
(Gu)ロビンソン
「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズのようなスタンダードなロックを弾いていると、10代のころを思い出して、心がおどるよ。気分が若返るね。」
(Ba)ジャクソン
「ロックンロールを聴きながら、ワタシは育ったんだ。フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズなんて子守唄みたいなものだよ。まかせてくれ。」
(Dr)スチュアート
「フチ・クチ・ブラウン・アイド・ロウズのようなスタンダードなロックが、オレには、かえって新鮮に聞こえるよ。競合する曲もないだろうし、ヒットの可能性は十分あるよ。」
そしてそして。 最終的に気が付いた重大な事実!
(Vo)ケンジがベストボーカルじゃなかった!
ありえない。どうしようもない。どうにもならない。
唯一メンバーチェンジできないボーカルが癌だったのだッ!!!
ゲームをスタートした時点ですでに間違えていたのだッ!!!
最後の最後に来てこんな仕打ちはない。
例えるなら、
最強まで育てたパーティでラスボスに挑んだら、
「ゆうしゃが ちがいます」と言われて戦う事の出来ないドラクエ。
そんな主人公最初から旅に出すなよ!!
あほかーーーーーッ!!!!
しょっぽは非常に頭に来た。そして徹底攻略家のハートに火が点いた。
ムキになって一週間かけてその他の楽曲のベストメンバーも全て調べ上げた。
どうやら結局一つの楽曲に対してベストボーカルは一人しか存在しないようだ。
そしてついに揃えたフチクチベストメンバーで売れっ子街道まっしぐら。
フラッシュをボーカルにした新バンド「カレーライス」はあっけない位トントン拍子でドームに到達した。
グループトークでフラッシュと話す。
「カレーライスは、最強のバンドだ。今こそ俺は新たなる伝説のステージに立つ!モチベーションも最高に上がっているぜ。」
このゲームの最大の罠は、ボーカルである主人公とはグループトーク出来ない所にある。
ボーカルの意見が聞ければ、もっとメンバー選抜も楽だったに違いない。
主人公以外をボーカルにした場合はグループトークであからさまなベストメンバー宣言をするのだ。
ちくしょう。ケンジにまんまとやられた。
フチクチをケンジのバンドの持ち歌に選んだときのケンジのセリフ。
「これぞロックンロールだね!ぜひボクに歌わせてくれ」
ちくしょう。だまされた。ちくしょう。ヘタクソめ。
いざ東京シティドームへ。
先輩を呼び、ドームでのライブを観賞する。
初めてフルコーラスで流れるフチクチ。
あっけなくシティ・ドームを満席にするとエンディングムービーが流れ始めた。
中山加奈子のライブ映像である。
ロックな演奏が始まり、中山が歌い始める。
日本語版のフチクチを。
「フチクチだッ!!!」
ゲーム中、フチクチに相当入れ込んでいたしょっぽとしては、なかなか嬉しいエンディング。
ちょっと感動。
頑張った甲斐があったさ。ズルしたけど。
あと、ちょっと中山加奈子は良いな思った。
そんなわけで!
なあみんな!
フチクチは良い曲だ!
レッツプレイ! ソールドアウト!